「自社システム内で顧客データベース・販売管理データベースの管理を行いながら、メール配信機能のみ外部に委託したい」という場合、外部データベース直接機能があるWEBCASメール配信SaaSがおすすめです。
WEBCASは企業内外に分散する複数データベースに直接つながる機能を有し、多くのお客様の連携ニーズにお応えしてまいりました。メール配信時に参照するのは、貴社が管理する顧客データベース。配信は当社が専門業者として管理するクラウド環境やアプリケーションにお任せください。
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一般的なメール配信ASPは、ASP環境内に顧客データベースを作成する仕様となっています。しかし既に自社で顧客データベースを構築し運用している場合、メール配信ASPを利用するためにデータベースを新規構築するのは大変面倒です。仮に新規構築した場合でも、自社データベースとクラウド(ASP)側のデータベース間の同期などの管理が煩雑になってしまいます。
WEBCASはこの問題を解決するため、既存のデータベースにそのまま連携できる機能を搭載しています。これにより、データベース新規構築の手間とコスト、そして手動同期の手間を省きます。
連携に関しては、基幹DB、販売管理DBなど、複数データベースと連動することも可能。離れた場所にIDCがある場合も対応できます。
メール配信システムと、既存データベースとの連携において、当社は2パターンの連携方式をご用意しています。
連携方式1. データベースと直接連携するパターン
連携方式2. APIで連携するパターン
特に、「複数データベースとのリアルタイム連携」は、独自データ連携の機能を有する、当社独自のソリューションです。
※データベース直接連携は、クラウド版、パッケージ版双方に対応しています。
「メール配信システムを導入するならクラウド(SaaS)型がいい」「でも、メールアドレスなどの個人情報はセキュリティの観点から自社で管理したい」という企業様も少なくありません。
当社ではこのようなご要望にお応えするため、WEBCAS e-mailのメールサーバー(MTAサーバー)は当社のクラウド環境に置き、WEBCAS e-mailのアプリケーションサーバーは貴社の環境に導入するという“ハイブリッド構成”が可能です。
たとえば、WEBCASユーザーである損保ジャパン様では以下のような構成を採用し、同社のセキュリティ基準を満たしたメール配信を実現しています。
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WEBCAS e-mailと既存のデータベースを連携してメールを配信している、お客様の声をご紹介します。
「当社では15年間以上にわたり、WEBCASを使った会員向けのメルマガ配信をおこなっています。配信数はメルマガの種類によって異なりますが、大体1つのメルマガにつき13万~16万件です。
導入から長年、「CSVインポートメール配信」という機能を使った配信をしていました。その名のとおり、当社が保持している会員管理システムからその都度必要なメルマガ会員データをエクスポートし、WEBCASにインポートして配信するというものです。
この方法にも多くのメリットはあるのですが、当社の情報セキュリティを見直すことになり、個人情報にはできるだけ触れずに配信業務がおこなえる体制をつくる必要が出てきました。
「会員情報と連携してメール配信ができるシステムをいくつか比較検討し、WEBCASなら当社の会員データと柔軟に連携できるため、思い通りの運用ができると考えました。」
WOW WORLDの担当営業さんに相談したところ、当社の会員管理システムにあるデータとWEBCASを自動連携してメールを送る仕組みの構築を提案いただき、採用することにしました。
これにより、現在は当社が求める運用フローで配信ができるようになったほか、メール配信リストをCSVファイルでインポートする手間がなくなり、配信作業にかかる時間も短縮されました。」
「当社では顧客データベースとWEBCAS e-mailのクラウド版を連携させ、主に化粧品やサプリメント等を販売しているECサイトの会員向けにメールを配信しています。
一般的には、データベースとメール配信ASPサービスの連携にはバッチプログラムを組む手法が用いられます。しかし、自社でバッチプログラムを組む我々にとってはハードルが高いため採用しませんでした。なぜかというと、もし処理が失敗した場合にはバッチプログラムのどこがおかしいかを社内で一つひとつ調査して都度修正対応するなど、膨大な手間がかかるためです。この業務効率悪化リスクを排除するため、データベースと直接連携できるWEBCAS e-mailを導入することにしました。
これにより、システム部門の対応業務を最小限に抑えながら、顧客データベースを参照したきめ細やかなメールを一人ひとりに送ることが実現しました」
「データベースと直接連携できるメール配信システムでなければ、採用すること自体考えられませんでした。」