HSK日本実施委員会様
「メール配信システム側にデータベースを作らずに、配信リスト(CSVファイル)をインポートしてメール配信ができるようになりました。以前は5〜6時間かかっていたメール配信時間が10〜15分に大幅短縮し、大変満足しています。」
2025年03月14日掲載
HSK日本実施委員会様は、日本と世界で一番受けられている中国語検定「HSK」の実施と普及を担っており、受験生に対する各種メールを「WEBCAS e-mail」にて配信されています。ご担当者様にWEBCASの活用内容や選定理由、導入効果などをお聞きしました。
WEBCASを選んだ理由
WEBCASの導入効果
HSK日本実施委員会は、主に中国政府認定の中国語検定である「HSK」を運営しており、全国の主要都市で毎月試験を実施しています。そのほか、中国留学・就業の支援の紹介など中国語学習者に対しての情報提供などをおこなっています。
「HSKは英語で言うとTOEICやTOEFLに当たり、全世界で実施されている中国語の試験です。我々はHSKに関わるすべての運営を担っています。」(根立様)
中国語検定「HSK」の受験者に向けて、ターゲットや目的別にさまざまな種類のメールを「WEBCAS e-mail」から配信しています。内容によって配信数は異なりますが、最大で8万人近くに一斉配信することもあります。
試験を受ける方向け
試験の直前に、「試験当日の注意事項」や「修正手続きを案内」など重要な連絡をWEBCASからメール配信しています。
また、試験を終えたタイミングで「アンケート回答依頼」のメールも配信しています。
過去に試験を受けた方向け
試験開催案内
私たちは一度受験して終わりではなく、その後も継続して次の級を目指していただきたいと考えています。そのため、これまでHSKを受験した方に絞り、2〜3週間に1回の頻度で、これから開催される試験のお知らせをメール配信しています。
試験再チャレンジの案内
HSKの1級および2級については無料で再チャレンジが可能なため、前回の不合格者を抽出し、次回試験の再チャレンジを促すメールを配信しています。対象者には、一人ひとり異なるバウチャーコードを差し込んだメールを一斉配信しており、このコードを使って申し込みいただくと再度無料で同じ級を受験いただけるようにしています。
試験監督の募集案内
過去のHSK受験者の中から一定の成績を収めた方を抽出し、「スタッフとして試験監督をやってみませんか?」というお誘いのメールを配信しています。
中国留学・就職フェアなどのイベント紹介
HSKだけでなく、中国留学や就業の支援に関するイベントについても、メールでご紹介しています。
HSKの受験生にはまずマイページに登録をしてもらい、マイページ経由で受験の申し込みや各種手続きをしていただいているため、メールアドレスを含む受験生の個人情報はマイページのシステムで管理しています。そのため、私たちはメールの宛先リストをWEBCASにインポートして配信するプランを契約しており、配信の際にはマイページから対象者を抽出し、リストを作成してWEBCASに取り込むというフローで運用しています。
以前は別のメール配信システムを使って受験生の方々にメールを送っていました。しかし、以前のシステムではメール配信システム側にデータベースを作る必要があり、受験生の情報を管理しているマイページと、メール配信システムのデータベースとで情報を二重管理している状況になっていました。常に最新のデータがあるのはマイページのほうなので、メール配信のたびにデータを同期させる必要があり、大変手間がかかっていました。
そもそも、この「メール配信システム側のデータベースを配信のたびに新しく入れ替える」というのは以前のシステムでも推奨されていない使い方だったようで、あるときシステム提供会社からもそのような使い方は控えられないかという相談がありました。
そこで、マイページ側の最新データを活用し、手軽にメール配信が行えるシステムを急遽探すことになりました。
「メール配信システム側のデータベースをマイページの最新データに合わせて洗い替えするという作業が必要で、大変手間がかかっていました。」(加賀様)
まずはメール配信システムを複数ピックアップし、その中にメール配信システム側にデータベースを作らなくても良いサービスがあるかを調査していきました。数社のサービスについて話を聞きましたが、やはり多くのサービスがメール配信システム側にデータベースを持たないといけない仕様で、私たちが調べた中でその必要がないのはWEBCASと他1社のみでした。
WEBCASにはCSVファイルをその都度インポートして配信できるプランがあったため、こちらを使えばHSKのマイページ側のデータとの二重管理にならない点が大変良いと思いました。最終的に、コストも見合っていたWEBCASの採用を決めた次第です。
はい。私たちが解決したかったデータの二重管理が解消され、運用がとてもスムーズになりました。
マイページ側で条件に合う配信リストを抽出・作成したうえでWEBCASにインポートしているので、前述した通り、「過去にHSKを受けた方に向けて次回試験の案内をする」「1級および2級の不合格者に向けて無料の再チャレンジを促す」など、セグメントごとに適した内容のメールを手軽に送り分けることが可能となりました。
CSVインポート画面のイメージ。
「WEBCAS管理画面でのメール配信リストの取り込みはとても簡単にでき、助かっています。」(加賀様)
大幅に向上しました。実は、これまでメールを送信してから受験生へ届くまでに5〜6時間もかかっているケースがありました。管理画面上ではすぐに送信完了となっていても、実際のところは夕方にメールを配信したのに夜遅くに受験生に届いてしまっていたことが判明し、改善したいと思っていました。
WEBCAS導入後は、配信対象者が8万人近い場合でも10〜15分で配信が終了するので非常に助かっています。
さらに、WEBCASでメールが高速に送れるようになったことで、受験生に届けたい時間を狙ってメール配信できるようになったというメリットもあります。例えば、過去のメールへの反応率をもとに「19時より18時のほうが高い開封率が見込めそう。1時間前倒しで送ろう」など、配信時間の細かなチューニングも可能となりました。
はい。WEBCASはメール配信後、なぜエラーになったのかという分析・カウントができるのでこの数値はよく確認しています。以前のシステムでは、送ったメールがエラーになったのかどうかもわからない状況だったので、配信後まで見届けられるのはとても良いと感じています。
また、WEBCASは「メールアドレスが存在しない」など恒久的なエラーだと判明した場合、自動で配信停止される機能が搭載されているので便利ですね。エラーが多い場合、送信者のIPアドレスやドメイン名がブラックリストに載ってしまって以降メールが届かなくなるという話を聞いたことがあったため、エラーの自動処理機能がついているWEBCASは安心して利用できます。
さらに以前は、メールを送った後の受信者側のアクションが確認できなかったのですが、WEBCASであれば開封率(HTMLメール)やクリック率の取得機能もついているので、メール配信後の効果が測れるようになりました。
メール配信結果の分析画面イメージ
現在まだ使用できていない「WEBCAS e-mail」の機能を知り、さらに活用していければ良いと思っています。特に、メール配信後の分析を今より細かく行いたいと考えており、開封率やクリック率、送る時間や文章のボリュームなどもより最適なところを探していきたいです。WOW WORLDさんから教えてもらったプリヘッダーの設定についても、開封率を改善する一手として興味を持っているところです。
また、現在は比較的シンプルなデザインのメールを配信していますが、今後はより視覚的な訴求力を重視したHTMLメールの配信にも興味があります。貴社のメルマガ制作サービスではHTMLメールのテンプレート作成も依頼できるとのことなので、必要に応じて利用を検討したいと思います。今後ともサポートをよろしくお願いします。
メール配信システム
WEBCAS e-mail
毎時1,000万通以上の高速配信ができる、パッケージ市場シェアNo.1のメール配信システム