導入事例
カーコンビニ倶楽部株式会社様
「お客様向けの一斉メールを、担当者ベースで簡単に作成して配信できるようになりました。TEXT/HTMLの自動送り分け機能やエラーの要因別分析など、さまざまな機能を便利に使っています。」
2025年01月16日掲載
自動車軽鈑金補修フランチャイズチェーンの「カーコンビニ倶楽部」や自動車整備・車検チェーンの「カーコン車検」、個人向けカーリース「カーコンカーリース」などを展開するカーコンビニ倶楽部様は、WEBCASシリーズのメール配信システムとSMS配信システムを導入し、顧客向けにさまざまな案内を配信されています。ご担当者様に、WEBCASの導入経緯や活用内容、利用メリットなどをお聞きしました。
WEBCASを選んだ理由
WEBCASの導入効果
当社は、自動車軽鈑金補修を軸に自動車向けトータルアフターサービスを提供する「カーコンビニ倶楽部」や、「立会診断」「事前見積」「納得整備」がコンセプトの車検サービス「カーコン車検」を展開するFC(フランチャイズチェーン)です。全国の加盟企業に対し、FC事業の企画・開発・運営・経営支援をおこなっています。
また、2017年からは個人向けカーリース「カーコンカーリース」を展開しており、WEBCASはこちらの事業で活用しています。カーコンカーリースは契約者数がまもなく1万人に到達する見込みで、現在はお客様満足度のさらなる向上と、シェア拡大を目指して運営しています。
当社では、メール配信システム「WEBCAS e-mail」とSMS配信システム「WEBCAS SMS」を活用し、カーリースの契約者様向けにさまざまなご案内を配信しています。それぞれご紹介します。
お客様アンケートへの回答依頼や、保険のご案内などを一斉配信しています。また、アンケートに回答いただいた方には後日お礼メールも配信しています。現在、回答のお礼としてカフェチェーン店のドリンクチケットをプレゼントしているため、お礼メールにはそちらのギフトコードを差し込んで配信しています。
当社では、CSVの宛先リストをWEBCASに取り込んで配信するプランを利用しているので、メール配信の際には契約者情報などを管理している当社のシステムから該当のお客様を抽出し、リストを作成して配信するという運用をおこなっています。ドリンクチケットのギフトコードは一人ひとり異なるため、CSVファイルにギフトコード用の列を作り、そのデータが本文に差し込まれるようにWEBCASで設定して一斉配信しています。
WEBCAS e-mailで配信している、アンケート回答依頼メールの一部
SMSはメールと“ダブル使い”することが多く、たとえばメールがエラーで戻ってきてしまった場合や、メールに反応がない場合の追加の連絡手段として活用しています。
また、キャンペーンのDM(ダイレクトメール)を郵送した後にSMSを配信し、よりお客様の目に情報が留まるような施策も実施しています。
そのほか、営業部門の担当者がお客様と個別に連絡を取りたい際にもよく使っています。たとえば、「書類を送ったけれど宛先不明で戻ってきてしまったため、再度住所を確認させていただけますか」のように重要な連絡を個別送信したり、「本日の〇時頃に以下のフリーダイヤルからご連絡いたします」のように電話の予定を事前にお知らせしたりするなど、さまざまな使い方をしています。
保険のご案内は以前もメールで配信しており、これまでは大手グループウェアのメール配信機能を使っていました。シンプルなテキストメールで配信しており運用上そこまで大きな問題はなかったのですが、専門知識がないと使いこなせない部分があり、作業の一部が属人化してしまう点が気になっていました。
そのような中、今年から「お客様の声を集めてサービス向上に活かす」という取り組みが本格化し、アンケートの回答依頼メールを視覚的に訴求力の高いHTML形式で送ろうとしたところ、レイアウトが崩れたり画像がうまくはまらなかったり等、トラブルが多発してしまいました。
また、ご契約者様全員にメールを送るというタイミングがあったのですが、以前のツールは一日に配信できる数に上限があったため、その日のうちに全員にメールを送ることができませんでした。
このような出来事が重なり、担当者ベースでもっと手軽にメールが配信できるシステムの導入を検討することになりました。
誰でも簡単に使いこなせるシステムであることを重要視していました。HTMLメールの作成や宛先リストの投入、配信設定など、メール配信の各工程に時間をとられず、かつレイアウト崩れやミスのおきにくいシステムを求めていました。これらを基準にシステムを探したところWEBCAS e-mailのことを知り、これならスムーズに運用できそうだと感じ導入を決めました。
そのほか、WEBCAS e-mailは「HTMLメールが表示できないドメインにはTEXTメールを送る」など、受信者のドメインや端末情報に応じて最適なコンテンツを自動的に送り分ける機能があると聞き、大変魅力を感じました。
はい。以前は別の会社のSMS配信システムを利用していました。メール配信システムの導入に際し、同じWEBCASシリーズの中にSMS配信システムがあることを知り、興味を持ちました。営業の方にお話を伺ったところWEBCASのほうが配信単価が安く、以前よりも低コストで運用できることがわかったため移行することにしました。
はい。HTMLメールは崩れることなく綺麗に作成できますし、ギフトコードの差し込みなども簡単にできるのでどの担当者もストレスなく使えています。
またWEBCAS e-mailは配信スピードが速く、あっという間に送り終わるので驚きました。そのほかにも導入して感じたメリットがいくつかあるのでご紹介します。
これまで、お客様の環境によってはHTMLメールだと容量が大きく、受け取れずにエラーになってしまうケースがありました。WEBCAS e-mailなら、前述した通り受信者のドメインや端末情報に応じてTEXTメールとHTMLメールを自動的に送り分けてくれるので、エラーになる数が減ったと実感しています。
さらに、エラーメールになってしまった際にはなぜメールが届かなかったのか、詳細なエラー原因をWEBCASの管理画面で確認できる点がとても良いです。これにより、「このお客様はメールアドレスが変わったようだからSMSでご連絡してみよう」など、切り替えが早くできるようになったことも大きなメリットです。
「WEBCAS e-mail」エラーメール内訳の画面(イメージ)
管理画面で開封率などをリアルタイムに確認できるだけでなく、配信ログをダウンロードすれば「どのお客様が何時にメールを開封してくれているか」まで詳細にわかる点が良いと思います。これらの結果をもとに、高い開封率が見込めそうな時間帯を狙ってメールを送るなど、配信時間の調整ができるようになりました。WEBCAS e-mailには配信予約機能もあるので、あわせて有効活用しています。
低コストで以前と同じ運用ができるようになったので、とても満足しています。当社では日常的にSMSを配信しているため、1通あたり数円の差でも年間で見ると数万円の削減につながります。
管理画面もわかりやすく、どの担当者もスムーズに使えています。また、WEBCAS SMSはテンプレート保存数が多いため、さまざまなシーンに対応できる定型文を用意できるのが良いですね。
今後は、現在配信しているお客様アンケートの回答依頼メールの開封率をより高め、お客様からの貴重なご意見を1件でも多く獲得したいと思っています。サービス向上にはお客様からのご意見が欠かせないので、WEBCAS e-mailの配信分析結果を参考にしながら配信タイミングを図るなど、試行錯誤していきたいです。また、WEBCAS e-mailにはコンバージョン分析機能も標準搭載されているようなので、こちらの機能も今後活用していければと考えています。今後ともサポートをよろしくお願いします。
メール配信システム
WEBCAS e-mail
毎時1,000万通以上の高速配信ができる、パッケージ市場シェアNo.1のメール配信システム
SMS配信システム
WEBCAS SMS
本人認証や重要通知、販促に。モバイルに660文字までのショートメッセージを配信するシステム