導入事例
株式会社ウィスク・イー様
「以前はメール配信に時間がかかり、商品を購入したいお客様にご迷惑をおかけしていましたが、WEBCASに移行してクレームが激減しました。」
2024年11月07日掲載
ウイスキー、ビール等の輸入販売および会員制ECサイト「ザ・ウイスキー・クルー」を運営するウィスク・イー様は、メール配信システム「WEBCAS e-mail」を導入し、主に受注を目的としたメールマーケティングを実施されています。問屋・酒販店・料飲店などのお客様ごとにきめ細かいセグメント配信をされているご担当者様に、WEBCASの活用内容や選定理由、導入効果などをお聞きしました。
WEBCASを選んだ理由
WEBCASの導入効果
当社は、ウイスキーやビール、スピリッツ、リキュール、ソフトドリンクなどを輸入、卸売、販売している会社です。1995年にスコットランドに設立された「アラン蒸留所」の日本総代理店となったのを皮切りに洋酒業界に参入しました。その後、一貫して「クラフト」にこだわった世界各地の製品を選定し、情熱をもってお客様にご紹介しています。
また、紹介制の会員限定ECサイト「ザ・ウイスキー・クルー」を運営しており、会員である個人・問屋・酒販店・料飲店の方々にオンライン販売もおこなっています。
そのほか、当社が選定した製品の価値をお客様と分かち合うため、セミナー、チャリティー、販売記念などのイベントの企画・運営もおこなっています。
世界中から選定したこだわりのウイスキーやジン、ラム、リキュール、ビールを輸入し、『これまでになかったお酒の選択肢』を提供している
当社では商品の受注を目的として、2024年4月よりメール配信システム「WEBCAS e-mail」を利用しています。当社の受注ルートは、「メール経由で受注する」および「営業担当が直接受注する」の2つで9割を占めています。なかでも100本限定などの限定商品については、ほぼWEBCASから配信したメールで注文を受け付けています。
様々なメールを配信していますが、メインの運用は以下3つです。
1.商品販売に関する案内メール
2.イベント等の案内メール
3.会員制ECサイト「ザ・ウイスキー・クルー」のメールマガジン
それぞれ説明します。
1.商品販売に関する案内メール
問屋・酒販店・料飲店など約13,000店のお客様をセグメントし、「商品の販売に関する案内」を毎日メールで配信しています。例えば、高級なウイスキーを扱う店舗にはスコットランドの蒸留所から入荷した本数限定の貴重なウイスキーの案内を、ビールを扱う店舗にはデンマークで誕生したクラフトビール「ミッケラー」の入荷案内を送るなどの運用をしています。店舗によって扱う商品が異なるため、お客様が求める情報について多いときには約10パターンを準備し、セグメント配信を続けています。これらのメールは、テキストメールに商品詳細リストを添付して送ることも多いです。
「商品販売に関する案内メール」に添付している製品情報の一部
2.イベント等の案内メール
セミナー、チャリティー、販売記念などのイベントを実施する際には、そのイベントに参加可能なエリアの方々にのみ情報を送りたいため、都道府県別でセグメントし案内をメール配信しています。
3.会員制ECサイト「ザ・ウイスキー・クルー」のメールマガジン
冒頭でもご紹介しましたが、当社ではウイスキーをはじめとしたこだわりのお酒を愛する方のための会員制ECサイト「ザ・ウイスキー・クルー」を運営しており、こちらの会員に対して定期的にメールマガジンを配信しています。オンライン販売のため商品をより視覚的に訴求できるよう、HTMLメールで配信をおこなっています。
当社はデータベースと連動したメール配信ができるプランを契約しているので、WEBCASで顧客情報を管理するデータベースを作り、そのデータを参照してメールを配信しています。データベースには「取引先名」「地域」「当社の営業担当者名」などのほか、「ウイスキー情報」、「ビール情報」、「価格表」など多数の項目を設けており、配信時にこれらの項目を抽出条件として設定し、送り分けをしています。
はい、以前はオープンソースのツールを使ってメールを配信していました。その頃から、現在と同じようなセグメント配信をおこなっていました。
配信速度が遅いことが一番の問題でした。約4,000人にメールを送るのに1時間以上かかってしまうという配信スピードで、非常に困っていました。販売開始の案内を送っているにも関わらず、メールの到着順でどんどん受注が入り、最後のほうにメールが届いたお客様がいざ注文しようとしても売り切れ…ということが頻繁に起こっていました。そのため、メール配信後はお客様からのクレームが入ることもしばしばありました。
よって、この問題が解決できるメール配信システムを検討することになりました。
前述のような問題を解決するためには、「メールの高速配信が可能なシステム」を選ぶことがマストでした。
また、当社のメールマーケティングに欠かせない「ターゲットに合わせてきめ細かいメールの送り分けができること」に加え、「個人情報漏洩を防ぐためのセキュリティ対策がなされているシステムであること」も重要なポイントでした。
また、以前利用していたオープンソースのシステムについては、セキュリティ面についても懸念がありました。オープンソースのシステムは低コストで利用できる反面、ソースコードが公開されていることから脆弱性を狙ったサイバー攻撃を受けやすく、それに素早く対応できる体制を構築しなければ安定した運用が難しいというデメリットがあります。一方、有料のシステムなら様々なサポートが受けられますし、外部からの攻撃に対するセキュリティ対策もなされているので、安心して利用できると考えました。
選定の際には、我々が信頼している外注先のシステムエンジニアの方が、WEBCASを使っている他社の評判がとても良いと提案してくれました。実際にWEBCASの営業担当の方に話を聞いてみて、上記のポイントを全てクリアしていることと、トライアルでの操作感も気に入ったため導入を決めた次第です。
メールの高速配信が実現し、メール配信後のお客様からのクレームが激減しました。お客様側にご迷惑をおかけしていた点が改善されたことはもちろん、当社の営業担当者が対応に奔走することもなくなり、大きな導入メリットを実感しています。
「メールの到達が遅れて注文できなかったお客様に対して大変申し訳なく感じていましたが、WEBCAS e-mailの高速配信でその問題が解決できて本当に良かったです。」(木村様)
管理画面がとても見やすく、ストレスなく使えています。特に、下記の点は特に便利だと感じています。
「WEBCAS e-mail」エラーメール内訳の画面(イメージ)
「WEBCAS e-mail」テンプレート登録画面(イメージ)
登録しておいたテンプレートからメール作成をする際の「WEBCAS e-mail」テンプレート選択画面(イメージ)
カテゴリ設定のイメージ。「WEBCAS e-mail」のタスク一覧画面からカテゴリ名で絞り込み検索も可能。
前述の通り、当社は商品の販売案内においてほぼ毎日メールを活用しており、まさに売上に直結するツールだと考えています。
また、メールは「情報を公平に届ける」という観点からも優れていると思います。例えば、営業担当の訪問や電話での紹介のみだと、どうしてもお客様によって「商品を知るタイミング」に差が生まれてしまいます。WEBCASでメールの高速一斉配信ができるようになったことで、本数限定の商品など“耳寄りな情報”も、すべてのお客様に公平に届けられるようになりました。
さらに、メールを販売チャネルのメインにすることで業務効率化も実現しました。実は、当社はこれまでFAXでも商品案内を送信し、注文を受けていたのですが、WEBCAS導入のタイミングで思い切ってFAXを終了しました。急な変更でお客様にご迷惑がかからないよう、FAXとメールの併用期間を設けましたが、お客様の混乱もなく無事メールに一本化することができました。FAXをやめても受注に大きな影響はでなかったので、販促活動の効率化と営業担当の負担軽減につながりました。
現在は、配信したメール本文のURLがどの程度クリックされたのか、どのURLが多くクリックされたのか等の分析までは手が回っていないのですが、今後はそれらも確認していければと考えています。「WEBCAS e-mail」は配信したメールのクリック数やクリック率をリアルタイムに集計・分析ができる機能があるとのことなので、今後は有効活用し、メールマーケティングの効果向上を図っていきたいと思っています。
メール配信システム
WEBCAS e-mail
毎時1,000万通以上の高速配信ができる、パッケージ市場シェアNo.1のメール配信システム