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クラブ競技会情報の一斉メール配信や、申し込み受付に活用。課題だったリストの二重管理が不要に

大浅間ゴルフ様

大浅間ゴルフ株式会社様

大浅間ゴルフ様

「大浅間ゴルフクラブのメールアドレスで一斉メールを送れるようになり、競技会のお知らせなどをメンバーが安心して確認できるようになりました。メールの到達率を高めるSPFやDKIMの設定もサポートしていただき助かりました。」

  • 副支配人 総務部長天野 直人様
  • 総務部 総務経理課長 施設管理課長髙橋 達也様
  • メール配信
  • アンケート
  • サービス業
  • その他業務
  • 顧客サポート

長野県・軽井沢エリアで、半世紀以上にわたり多くのプレーヤーに愛されてきた大浅間ゴルフ様は、WEBCASのメール配信システムとアンケート・フォーム作成システムを活用し、メンバー(会員)への競技会お知らせメール配信や申し込み受付のほか、コース管理車両を運転する従業員に対するアルコールチェックの記録をされています。ご担当者様にWEBCASの活用内容や選定理由、導入効果などをお聞きしました。

WEBCASを選んだ理由

  • 親会社である三井不動産グループDX部のクラウドチェックにおいて、システム選定基準をクリアしていた
  • メール配信とWebフォームが合わせて利用できる
  • 「大浅間ゴルフクラブ」のメールアドレス(Fromアドレス)でメンバーへ一斉メール配信ができる
  • WEBCASの導入効果

  • 自社のメールアドレスで配信できるため、メンバーが安心してメールを確認できるようになった
  • メール配信リストの二重管理がなくなり、運用が楽になった
  • UIがわかりやすく、メールの作成もWebフォームの作成も簡単にできた
  • 「自動通知メール(サンキューメール)」機能の活用で、丁寧な対応が可能になった
  • メールの到達率を高めるSPFやDKIMの設定サポートがあり、安心して利用できた
  • 大浅間ゴルフについて

    ― はじめに、大浅間ゴルフ様についてお聞かせください。

    当クラブは昭和36年、東雲ゴルフクラブが東京都へ返還されることになったため、当時の大手企業9社が発起人となり設立されました。現在はその1社である三井不動産株式会社のグループ会社として「大浅間ゴルフクラブ」の運営事業をおこなっています。メンバーおよびメンバー同伴、またはご紹介のゲストに原則キャディー付きプレーのサービスを提供していますが、現在このような形態で運営を続けているゴルフクラブは東信地方(長野県東部)で三か所ほどしかなく、そのうちの一つです。クラブハウスには、広々としたレストランや宿泊できるロッジも完備しています。
    また、毎月1~2回クラブ競技会を開催し、多くのメンバーにご参加いただいています。

    大浅間ゴルフ様_ゴルフ場

    大浅間ゴルフ様_ゴルフ場

    日本を代表する避暑地である軽井沢エリアで、61年の歴史をもつ長野県屈指のゴルフクラブ。眺望豊かな浅間山麓に位置し、何度訪れても飽きることの無い戦略性に富んだコースとして知られる。

    落ち着いた雰囲気のクラブハウス内ラウンジは、プレー前やラウンド後のメンバー憩いの場。二階には宿泊施設も完備されており、遠方の方もゆっくり過ごせる。

    メンバー向けの競技会案内&申し込み受付/従業員向けのアルコールチェックにWEBCASを活用

    ― 現在、WEBCASをどのようにご活用いただいていますか。

    当社は2023年12月にメール配信システム「WEBCAS e-mail」とアンケート・フォーム作成システム「WEBCAS formulator」を導入し、主に以下2つの用途で活用しています。

    1.メンバーへのゴルフ競技会の案内および申し込み受付
    毎月1~2回クラブ競技会を開催しているため、日時や開催地などの情報に加え、コースを一緒に回るメンバーの組み合わせについてのご案内を、メールアドレスの登録があるメンバー約700名へ向けて「WEBCAS e-mail」でメール配信しています。

    また、「WEBCAS formulator」にて作成したWebフォームのURLをメールおよびウェブサイトの競技会ページ(会員専用)に貼り、競技会に申し込みするメンバーに入力・送信していただく方法で、競技会の申し込み受付をおこなっています。

    大浅間ゴルフ様_競技会案内メール

    大浅間ゴルフ様_競技会案内メール

    約700名のメンバーへ、毎月1~2回一斉配信しているクラブ競技会の案内メールのイメージ

    2.車両を運転する従業員に対するアルコールチェック(運転車両日誌)
    当社は複数のコース管理車両を保有し、従業員が業務で公道も走行しているため、法令で定められているアルコールチェック義務化の対象となっています。車両を運転する従業員に対して乗る前と乗った後のアルコールチェックを実施し、1年間は記録簿を保存することが定められています。
    そのため「WEBCAS formulator」を使用し、道路交通法で義務付けられているチェック項目を登録できるWebフォームを作成しています。現在、コース課の10名程の従業員が業務終了時に結果を入力し、運転車両日誌として提出するフローで運用しています。

    大浅間ゴルフ様_アルコールチェックのフォーム

    大浅間ゴルフ様_アルコールチェックのフォーム

    「WEBCAS formulator」で作成した、アルコールチェック(運転車両日誌)の一部

    WEBCASの導入経緯と選定理由

    ― WEBCAS導入前はどのように運用していたのですか。

    以前は他社の災害掲示板サービスを使用して、メールの配信やクラブ競技会の申し込み受付をしていました。しかしながら、そもそも用途が異なることもあり「大浅間ゴルフクラブ」のメールアドレスを送信者としてメールを届けることができず、災害掲示板のサービスから「大浅間ゴルフクラブからメールが来ました。このリンクからご確認ください」という内容のメールが届くという状況でした。そのため、メールを受け取ったメンバーは「本当に大浅間ゴルフクラブからのメールだろうか。リンクをクリックして良いのだろうか」と迷惑メールの可能性を疑うこともあり、大変困っていました。正式なメールかどうか判断できず、クラブ競技会の申し込みができないメンバーへ個別に電話連絡するということもありました。

    また、災害掲示板サービスのメール配信機能では、メール配信リストを同サービスのサーバー上に登録しておかなければなりませんでした。一方で、会員の最新情報は当社の別のシステムで管理していたので、常に二重管理している状態でした。
    メール配信の前には都度サーバー側のリストと会員情報を照らし合わせる必要があり、会員情報が変更になった場合は、両方のデータを修正しなければなりませんでした。ゴルフ会員権の名義変更というのは頻繁にあるので、この作業は非常に手間がかかっていました。

    そこで、これらの課題を解決できるシステムの導入を検討することにしました。

    ― どのようにシステムを選定されたのでしょうか。

    当社は三井不動産グループのセキュリティガイドラインに則り、必要なチェックを受けてセキュリティに万全を期しています。システム選定基準に該当しているサービスでなければ利用できないため、まずはそれらをすべてクリアしているサービスのリストを確認しました。その中にWEBCASがあり、機能面、コスト面を総合的に判断し採用することに決めました。また、クラブ競技会の申し込みの受付もおこないたかったため、メールだけでなく、Webフォームが作成できることも選定の条件でした。

    自社メールアドレスを使った一斉配信が可能に。リストの二重管理からも脱却

    ― WEBCAS導入後、どのような効果がありましたか。

    運用が大幅に効率化し、多くのメリットがありました。いくつかご説明します。

    ・大浅間ゴルフのメールアドレスを送信元として、メールを一斉配信できるようになった
    WEBCASには送信者アドレスを自由に設定できる機能があったため、当社のメールアドレスを使った一斉送信が可能になりました。メンバーがメールを受け取った際に「大浅間ゴルフクラブ」のメールアドレスが送信者として表示されているため、迷惑メールと誤解されることがなくなりました。当社としては一番困っていた点であったため、これが解決して本当に良かったと思っています。

    ・メール配信リストの二重管理がなくなった
    前述の通り、以前は災害掲示板のサーバー上と自社システムの2か所でメンバーの名前やメールアドレスを管理していましたが、WEBCAS導入後はメール配信リストを配信前にCSVでインポートする運用になったため、自社システムの情報のみを更新すれば良くなり、二重管理がなくなりました。以前おこなっていた2か所の会員情報の照らし合わせ作業がゼロになり、大幅な業務効率化につながりました。

    大浅間ゴルフ髙橋様

    大浅間ゴルフ髙橋様

    「大浅間ゴルフクラブからのメールだと一目でわかるため、メンバーの皆様に安心してメールを読んでいただけるようになりました」(髙橋様)

    ※WOW WORLD注
    手元にあるメール配信リストを「WEBCASクラウド」にCSVでインポートして配信できるシンプルプランを活用いただく場合の運用です。データベース連動型のプランもご用意しています。



    ・Webサイトなど、好きなところに申し込みフォームのリンクが貼れるようになった
    以前は、災害掲示板のサービス内でクラブ競技会の申し込みを受け付ける仕様だったため、申し込みURLを個別に発行したり、そのURLをどこか別の場所に貼ったりすることができませんでした。一方、WEBCASではフォームを公開する際にURLを発行できるので、当社のWebサイトなど、好きなところに申し込みフォームのリンクを設置できるようになりました。

    ― システムの操作性や、サポートはいかがでしたか。

    導入前に、「WEBCAS e-mail」と「WEBCAS formulator」を実際に操作しながらしっかり教えていただきました。また、メールの到達率を高めるためのSPF※1やDKIM※2の対応についても、営業担当の方がサポートしてくださったので安心して進めることができました。

    ※1:SPFとは、送信元メールサーバーのIPアドレス等が正当なものかどうかを判別する手段で、SPF設定とは送信者ドメインと送信元のIPを関連付ける設定のことを指します。

    ※2:DKIMとは、送信側メールサーバーが発行した電子署名を、受信側メールサーバーが認証することで、メールの正当性を証明できる仕組みです。DKIMを活用すると、メール受信者が「そのメールが本物か偽物か」を判別することができます。

    WEBCAS formulatorでアルコールチェックの運用が楽に。ペーパーレス化も実現

    前述の通り、当社では法律で義務付けられているアルコールチェックを1日2回実施していますが、これまでは道路交通法で定められた書式の用紙に毎日手書きで記入していました。また、この記録簿は最低一年間保存する決まりとなっているため、手書きの用紙が溜まっていく状態でした。

    そのような中、メンバーへのメール配信や申し込み受付の業務でWEBCASの運用が順調に進み、アルコールチェックの記録も「WEBCAS formulator」を使えばもっと効率的に管理できるのでは?と考えました。そして実際にこちらの業務でもWEBCASを使ってみたところ、勤務終了時に職場のどこにいても手元のスマートフォン等で入力できるようになり、毎日の報告がとてもスムーズになりました。また、Webフォームに入力するだけで日々の結果(報告)がデータベースに保存されていくので、ペーパーレス化も実現しました。WEBCAS導入当初は想定していなかった活用ですが、思わぬ収穫となり助かっています。

    今後の展望

    ― それでは最後に、今後の展望をお聞かせください。

    WEBCASはお客様とのコミュニケーションを円滑におこなえるシステムなので、色々と有効活用していきたいと思っています。

    例えば、現在は利用者の声を聞くためのアンケートを、ラウンド当日のお昼休憩のタイミングで用紙に記入してもらう方法をとっていますが、今後はWebフォームを使って実施してみたいとも考えています。メンバーが家に帰る頃にメールで回答を依頼するなど、ラウンド当日のアンケートを答えやすいタイミングに実施できればと考えています。

    また、現在は予約枠が空いた場合、メンバーや過去に同伴された方へDMでお知らせし電話で予約を承っていますが、将来的にはこのフローもデジタル化できれば効率的な運用ができますし、利用する方々もより便利になるのではないかと思っています。これからも様々なサポートをよろしくお願いいたします。

    大浅間ゴルフ天野様

    大浅間ゴルフ天野様

    「今後はラウンド当日以外にも、メンバー全員に意見を聞くアンケートをとるなど、メンバーとのコミュニケーションツールとしてWEBCASを活用していければ良いと思っています」(天野様)

    ― こちらこそよろしくお願いいたします。本日は貴重なお話をありがとうございました。

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    アンケート・フォーム作成システム
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    ユーザ企業様プロフィール

    商号 大浅間ゴルフ株式会社
    代表者 代表取締役社長 玉置 敏浩
    所在地 長野県北佐久郡御代田町大字塩野400-1
    開場 1961年1月20日
    URL https://www.daiasama.co.jp/
    事業内容 会員制ゴルフクラブの経営・運営
    【ご注意】
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