導入事例
大樹生命保険株式会社様
「オンラインセミナーに参加された方に対し、WEBCASでWebアンケートを実施しています。年間を通して膨大な数のアンケートを作成していますが、ミスなく迅速に、そして低コストで運用できる点を高く評価しています。」
2023年03月06日掲載
大樹生命保険様は、オンラインセミナーの参加者アンケートをWeb上で運用するため、2020年10月にアンケート・フォーム作成システムWEBCAS formulatorの利用をスタートされました。現在、WEBCASで年間200本以上のアンケートを作成されているほか、各種申込フォームとしても活用されています。ご担当者様に、WEBCASの導入目的や導入効果、Webアンケートの回答率を上げるための工夫等を伺いました。
WEBCASを選んだ理由
WEBCASの導入効果
大樹生命保険(旧三井生命保険株式会社)は、1927年に三井財閥傘下の有力企業として発足しました。当社は「いつの時代も、お客さまのためにあれ」という三井財閥の総帥であった初代社長 団琢磨の考えのもと、一貫してお客さまを第一に掲げた経営をおこなっています。
2016年に日本生命保険相互会社と経営統合を行い、2019年には「三井生命保険株式会社」から現在の「大樹生命保険株式会社」へ社名を変更しました。
お客さまの人生によりそい安心を届ける「BESTパートナー」として、人々の暮らしを支え、社会に貢献しています。
PMMサービス事業部は、当社が提供する「PMMサービス」を運営する部門です。PMMとは「Personal Money Management(パーソナルマネーマネジメント)」の頭文字を取ったもので、専門知識とスキルを持ったファイナンシャル・アドバイザーが、一人ひとりのお客さまに対して人生のお金に関するアドバイスを無料で提供するサービスです。具体的には、住宅購入資金やローンの返済計画、公的年金、税金・相続対策、そして万一の際の保障対策などについて提案をおこない、長期にわたってお客さまの夢や目標の実現を支援しています。
本サービスを推進する中で、法人のお客さまを対象とした「企業内セミナー」を実施しているのですが、WEBCASは主にそちらの業務で活用しています。
当社の取引先企業の従業員さま向けに、ライフプランや資産管理に役立つ様々なセミナーを無料でおこなっています。講師はPMMサービス事業部所属のファイナンシャル・アドバイザーが務め、福利厚生や研修の一環として活用いただいています。人事部門や労働組合の担当者さまが窓口となるケースが多いため、それらの方々とコミュニケーションを取りながらセミナーのコンテンツや開催スケジュールを決めています。以前は企業のオフィス内にある会議室などをお借りして現地で開催していたのですが、コロナ禍を機に現在はほとんどのセミナーをオンラインで開催しています。
前述した「企業内セミナー」の参加者アンケートをWEBCASで運用しています。アンケートでは、セミナーの満足度や講師の評価、今後セミナーで取り上げてほしいテーマのほか、セミナーの感想を書いていただく自由記述欄等を用意しています。また、PMMサービスの無料個別相談を希望するかどうかもお伺いしています。ここで「希望する」と回答した方には直接フォローのメールをお送りし、PMMサービスについてご案内しています。
アンケートは、開催先の企業やセミナーコンテンツによって内容が異なるためその都度作成していますが、WEBCASは一度作成したアンケートをテンプレートとして保存できるため、テンプレートの中から近しい内容のものを呼び出したうえで必要な箇所のみ修正して公開するという運用をしています。
WEBCASで作成しているアンケートの例(一部)
現在年間200本以上のセミナーを開催しており、月に15~30本のWebアンケートが稼働しています。「どの企業で、いつ、何のセミナーを実施するか」「それに伴い参加者アンケートをいつまでに用意して公開するか」という社内の管理表に基づき、WEBCASで日々アンケートの作成をおこなっています。WEBCASはアンケートの公開および終了日時を予約できる機能があるため、こちらは必ず利用しています。
はい。企業内セミナーは十数年前から実施しており、アンケートも同じくらい長く運用してきました。ただ、前述したとおり以前は対面形式のセミナーだったため、参加者アンケートは紙で配布していました。2020年に入った頃からオンラインセミナーに切り替えたため、そのタイミングでアンケートもWeb化することになり一度別会社のシステムを導入しました。しかし我々にとっては必要以上に機能が多く、使い勝手があまり良くないうえに高額でした。
そこで、より使いやすいアンケートシステムはないか探していたところWEBCASのことを知り、詳しく話を聞いたところ当社にぴったりだと感じ、採用に至りました。
最も重視していたのは、やはり「実際に操作した際の使いやすさ」です。年間200本以上のセミナーを開催するとなると、毎日のようにアンケートを作成したりアンケート結果を閲覧したりすることになるので、「担当者がストレスなく使えること」が重要なポイントでした。WEBCASは管理画面がシンプルでアンケートの作成がしやすく、回答データを簡単に確認できる点が特に良いと感じました。もちろん、Webアンケート運用に欠かせない設問の条件分岐機能やメール通知機能なども標準搭載されており、これならスムーズに運用できると考えました。
ほぼ毎日WEBCASを使っていますが、とても使いやすいです。繁忙期には、いくつものセミナーが同時期に開催されるためアンケートの作成作業も大幅に増えるのですが、WEBCASならスピーディーに作成できるので助かっています。先ほど、一度作成したアンケートをテンプレート化して活用しているとお伝えしましたが、WEBCASは登録できるテンプレート数が無制限なのもありがたいですね。
「この2年間でアンケートに関するミスやトラブルは一度もなく、安心して利用できています。」(河合様)
また、以前のシステムと比べコストも約半分に削減されました。当社は普段、10個のアンケートを同時に公開できる契約をしているのですが、繁忙期のみアンケート数の追加オプションを単発利用しています。このように、状況に応じてオプションサービスを有効活用できる形態も気に入っています。
最近ではセミナーの参加者アンケートだけでなく、当社の従業員向けの意見集約フォームやPMMサービスの個別相談申込フォーム、企業内セミナーとは別で実施している当社主催セミナーの申込フォームをWEBCASで作成するなど、活用の幅が広がっています。
回答データをWEBCASからダウンロードし、個人情報を外すなど必要な加工をしたうえでセミナー開催先の企業へ報告書として提出しています。また、アンケートでは講師の評価についてもお聞きしているので、得られた回答を各講師へフィードバックしています。
セミナー資料の最後のスライドにアンケートへアクセスするためのURLを記載しているのですが、スマートフォンからも回答できるよう、毎回二次元コード(QRコード※)も載せています。また、セミナーの合間に参加者の方へチャットでアンケートURLを3回程度送信しています。そのほか、時間に余裕がある際はセミナーの最後に「アンケート回答の時間」を設け、講師がアンケート画面をPCで共有しながら参加者の方に回答の仕方をレクチャーするケースもあります。こちらの方法ですと回答率は大きく上がり、8~9割の方が回答してくださることもあります。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
そうですね。WEBCASで集めたアンケート回答はセミナー参加者さまの生の声ですので、できるだけ多くの方に回答してもらえるよう試行錯誤しています。「説明がわかりやすかった」等の声をいただくと講師のモチベーションにつながりますし、アンケートから次回のセミナーの企画のヒントを得られることも多いです。
また、前述したとおりアンケートではPMMサービスの無料個別相談を希望するかどうかをお聞きしているため、このアンケートをきっかけに個別相談に来てくださる方も多くいらっしゃいます。個別相談では保険以外のお話がメインだったり、そもそも保険を見直す必要がなかったりする場合もありますが、我々は5年先、10年先などお客さまの長い人生の中での「ベストパートナー」になれることを目指しています。何か困ったときに「そうだ、大樹生命に相談してみよう」と思っていただけるよう、これからもアンケートを通して得たご縁を大切にしていきたいと思っています。
WEBCASでセミナー参加者アンケートを継続運用していくのはもちろん、それ以外の活用方法もさらに模索していきたいです。まだ使ったことのない機能もあるので、WOW WORLD社の営業担当やサポート担当の方に支援いただきながらより効果的な使い方を追求していきたいと考えています。引き続きよろしくお願いいたします。
アンケート・フォーム作成システム
WEBCAS formulator
PC・モバイル対応、回答数無制限で高セキュリティのアンケート・フォーム作成システム