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煩雑なエラーメール管理作業から解放され、コストは10分の1に

三和シヤッター工業株式会社

三和シヤッター工業株式会社様

「当社にとって欠かせない月1回のメルマガを、適正なコストでストレスなく運用し続けられるシステムが必要でした。」

  • 事業戦略本部 経営企画部 営業支援グループグループリーダー丸茂 直樹様
  • 事業戦略本部 経営企画部 営業支援グループ 広告宣伝課篠崎 久美子様
  • 首都圏営業部 リテールブロック ネット事業課 課長廣橋 幸一様
  • メール配信
  • アンケート
  • 製造業
  • BtoB(維持・育成)

三和シヤッター工業様は、設計事務所や工務店をはじめとする約35,000人の自社会員に向けて、WEBCASでメルマガ配信やWebキャンペーンを行っています。「以前はエラーメールの管理に悩まされていた」という同社ご担当者様に、WEBCASの選定理由や導入効果をお聞きしました。

三和シヤッター工業の事業概要について

― 三和シヤッター工業様の事業概要についてお聞かせください。

三和シヤッター工業は、シャッター、ドア、エクステリア製品、ステンレス製品等の製造・販売・施工を行う総合建材メーカーです。3,000名を超える施工技術者を全国に配置しているため、製造・販売だけでなく高いレベルの施工や修理ができることに強みを持っています。また、シャッターやドアのトラブルに24時間365日体制で対応する「フルタイムサービス」を業界で初めて開始し、多くのお客様から支持をいただいています。

持株会社である三和ホールディングスは東京証券取引所第一部に上場しており、グループ全体の業績は2016年3月期時点で売上高3,656億円、従業員数は8,790名です。

シャッターとスチールドアにおいては、国内トップシェアを誇る

Web上で集めたメルマガ会員に、商品情報を配信

― WEBCASのご利用用途を教えていただけますか。

会員向けのメルマガ配信ツールとして、メール配信システムWEBCAS e-mailを利用しています。現在当社では約35,000人のメルマガ会員を抱えており、月に1回、新商品の情報などをメルマガでお知らせしています。

また、毎年恒例の「カレンダープレゼントキャンペーン」を実施するため、応募フォームが作れるWEBCAS formulatorも1ヶ月間短期利用しました。

― 三和シヤッター様の「メルマガ会員」について、詳しく教えていただけますか。

当社は一般消費者向けにも建材を提供していますが、ビジネスのメインとなるのは建築・設計関係の企業様です。現在当社のWebサイトでは、設計事務所の方々が図面を書く際に必要となる各商品のCADデータを無償配布しているのですが、こちらのデータをダウンロードいただく際、簡単な会員登録をお願いしています。そして、会員登録する際に「メルマガの受け取りを希望する」を選択いただいた方をメルマガ会員として管理しています。

また、Webサイトからは法人個人問わず商品のカタログを請求いただけるのですが、このような資料請求フォームにもメルマガの受信可否を問う項目を設置し、希望された方々にメルマガを配信しています。

Webサイトからは各商品のCADデータをダウンロードできる

なぜメルマガ配信ツールを切り替えたのか

― 月1回のメルマガは、以前から配信されているのですか。

はい。WEBCAS導入前は別のツールで配信していたのですが、メルマガ自体は開始してからもう7~8年になります。

― 長年にわたって配信されているのですね。

そうですね。一度接点を持ったお客様に製品情報を継続的にお届けすることで、何かのタイミングで当社のブランドや商品を思い出していただきたいという気持ちで続けています。実際に、メルマガを配信すれば商品に関する問い合わせや返信が来ますし、ときには数ヶ月前、数年前のメルマガに反応してくれる方もいます。この月1回のメルマガは、当社にとってお客様との大切なコミュニケーション手段であり、決して欠かすことはできません。

「たとえば台風の前には防水関連の商品をセレクトして配信するなど、メルマガでは季節や時流も意識しています」(廣橋様)

― では、なぜメルマガ配信システムを切り替えることになったのですか。

煩雑なエラーメール管理作業を解消したかったからです。以前使用していたシステムは、たとえば「エラー番号【1】のアドレスはドメインが存在しないため配信不可」「エラー番号【2】のアドレスは相手のメールボックスが一杯のため配信不可」というように、メールのエラー結果を番号で管理する仕様でした。そのため、エラー番号とエラー理由をひとつずつ目視で突き合わせないと、「なぜこのアドレスにはメールが届かなかったのか」を把握できませんでした。数件程度なら問題ないのですが、以前のシステムではかなりの量のエラーメールがあったので、この管理方法を続けるには限界がありました。

また、システムの設定作業も難しかったです。管理画面上を行ったり来たりしなければならない作りだったので、配信ミスのリスクも抱えていました。

そこで、これらの問題点を解消しメルマガをストレスなく運用し続けたいと考え、システムの切り替えに踏み切りました。

WEBCASを選んだ理由

― どのようにメール配信システムを選定されたのですか。

まずは日頃からお世話になっている複数の協力会社さんに相談し、おすすめのメール配信システムを紹介いただきました。その際、各社から名前が挙がったのがエイジア(現WOW WORLD)さんのWEBCASでした。その後、社内でも「システムの使いやすさ」「メルマガの運用しやすさ」を最優先に、いくつかのメール配信システムをピックアップし比較検討しました。その結果、最も使いやすく、かつ低コストで運用できるのがWEBCASでした。

また、WEBCASは大手企業の導入実績が豊富なほか、Webサイトには導入企業の事例インタビューが多数掲載されていたため、これらも選定時の安心材料になりました。

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WEBCASの導入効果 ~エラーメール管理作業から解放され、コストは10分の1に~

― WEBCASを導入してどのような効果がありましたか。

当社が悩まされていたエラーメールの管理が非常にラクになりました。WEBCASでメールを配信すると、配信結果画面にはエラーメールが要因別にカウントされた状態で表示されますし、配信ログをダウンロードすれば「このアドレスにはなぜ届かなかったのか」が一目でわかります。また、「メールアドレスが存在しない」などの恒久的なエラーであるアドレスに対しては、自動で配信停止処理を行ってくれます。WEBCASを導入してからは、当社が以前行っていたエラー要因の突き合わせ作業や、メルマガ配信リストのクリーニング作業が不要になりました。

「WEBCASは、取り込んだメールアドレスの形式が間違っているとアラートを出してくれます。配信前にアドレスチェックを行えるのも良いですね」(丸茂様)

また、WEBCASに切り替えてからメールの到達率が向上し、エラーメールの数自体も減少しました。

そのほかにも、次のような導入効果がありました。

・大幅なコスト削減
WEBCASに切り替えてから、メルマガ配信にかかるコストが従来の10分の1になりました。当社はメルマガリストをCSVファイルでインポートして配信するプランを利用しているのですが、データベースを持たない運用のため、月々の固定費を大幅に減らすことができ助かっています。

実はシステムの検討段階では、毎月メルマガ会員リストを更新してインポートするのは手間がかかるのでは?という懸念がありました。しかし、先ほどもお伝えしたようにWEBCASにはエラーメール処理機能が備わっていますし、到達しないアドレスは課金対象外になるため、毎月「新たに登録されたメルマガ会員」だけを前回のリストに追加してインポートすれば良いということがわかり、これなら問題なく運用できると確信しました。

・作業時間が短縮
WEBCASは管理画面がわかりやすく、メルマガ会員リストのインポートから本文作成、配信設定という一連の流れを上から順番に設定していけば間違いがありません。「自分が今どこにいて何を設定しているのか」が常にわかるので、メルマガの配信作業に戸惑うことがなくなり作業時間が短縮されました。

年末恒例の人気キャンペーンをWEBCASで受け付け

― 今回貴社にはアンケートシステムWEBCAS formulatorも1ヵ月間利用いただきましたが、こちらの活用用途を詳しくお聞かせいただけますか。

WEBCAS fomulatorは、当社の「カレンダー応募キャンペーン」のWeb応募フォームを作成するために利用しました。三和グループでは1979年以来、毎年マリリン・モンローのカレンダーを制作し、抽選で100名様にプレゼントしています。このカレンダーは今年で39作目となるのですが、現在も多くの方から応募をいただく年末恒例の人気キャンペーンです。

三和グループが毎年制作しているマリリン・モンローのカレンダー

以前はこちらの応募フォームも別システムを使って作成していたのですが、そちらは顧客データベースと応募受付管理のデータベースが連動していたため、たとえば顧客データベースの住所項目に「勤務先の住所」が登録されているお客様が、応募フォームのカレンダー送付先に「自宅の住所」を入力してきてしまうと、大元の顧客データの住所が勝手に上書かれてしまうという弊害がありました。

それに対して、WEBCAS formulatorはキャンペーン応募フォームが完全に独立したクラウドサービスのため、このような問題が起きることはありません。できるだけ勤務先情報を管理しておきたい当社にとっては、使い勝手が良いと感じ利用を決めました。さらに、今回はWEBCASのフォームとメール配信を連携し「メルマガを受け取った方しか応募できない」というクローズキャンペーンを実現しました。顧客データベースと連動させなくても、このようなメルマガ会員限定のキャンペーンが簡単に行える点はとても便利だと思います。

― WEBCAS formulatorの使い勝手はいかがでしたか。

メール配信システム同様、設定画面の導線がわかりやすく、迷うことなく操作できたので使いやすかったです。WEBCASで作成したWebフォームからは約1,500名の応募があり、キャンペーンの受付自体もトラブルなく盛況のうちに終わることができました。

WEBCAS formulatorで作成した応募フォーム

今後の展望

― 最後に、今後の展望を教えてください。

WEBCASを導入したことでメルマガの運用負担を軽減できたため、今後はOne to One配信機能などを利用し地域別のパーソナライズメールに挑戦したいと思っています。これからも、お客様との重要な接点であるメルマガを最大限活用していきたいので、引き続きサポートをお願いします。

― こちらこそ、よろしくお願いいたします。本日は貴重なお時間をありがとうございました。

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ユーザ企業様プロフィール

商号 三和シヤッター工業株式会社
代表者 代表取締役社長 長野 敏文
所在地 東京都板橋区新河岸2-3-5
創立 1956年4月10日
資本金 5億円
親会社 三和ホールディングス株式会社
URL http://www.sanwa-ss.co.jp/
事業内容 各種シャッター、ドア、オーバーヘッドドア、住宅用窓シャッター、エクステリア製品、ステンレス製品等の製造、販売事業
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